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合成着色料と安息香酸ナトリウムは子供の多動性に関与(英研究)

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[イギリス発] 子供たちが日頃口にする食品に含有されていることが多い、合成着色料等の添加物は子供の多動性(過活動)を増幅させるいう研究報告が9月6日、英国の医学誌『The Lancet』 に発表された。

この多動性は学業や社会的な活動に支障をきたすものである。また、これら食品添加物の悪影響は注意欠陥・多動性障害(ADHDまたはAD/HD)を持つ子供だけではなく一般の子供にも見られたという。

食品添加物が子供の異常行動に関係するということは数十年前から言われ続けてきたことだ。

例えば、アレルギー専門医のベンジャミン・フェインゴールド医師は、人工色素、香料、保存料だけではなく、数種の果物や野菜に含まれているサリチル酸化合物も子供に悪影響を与えると主張している。

しかし、彼の意見と相反する研究結果もいくつか発表されている。また、ADHDを持つ子供にのみ食品添加物の影響が見られたという研究報告もある。


英サウサンプトン大学のジム・スティーブンソン教授率いる研究チームによる最新の実験結果は、合成着色料や保存料が子供の多動性に関係することを改めて示唆している。

子供が合成着色料と保存料が混入されたフルーツドリンクを飲むと、彼らの行動に著しい違いが出たというのだ。そして、それはADHD等を患う子供だけではなく、一般の子供たちの間でも観察されたそうである。

実験では通常のフルーツジュースと、それと見かけも味も同じであるが市販食料品によく使われる食品添加物が入ったフルーツドリンクを用意し、これらを3歳児と8 - 9歳児の二つのグループの子供たち、合計300人以上に飲ませている。

フルーツドリンクはA、B二種類用意され、Aは100グラム分の菓子に入っているであろう着色料と同じ分量の着色料が含まれ、BにはAの2倍の着色料が含まれている。ただし、両方共、合成保存料の安息香酸ナトリウムは同量が混入された。

これらのフルーツドリンクに混入された着色料は、黄色4号、黄色5号、赤色102号、及びカルモイシン/アゾルビン(赤色のタール色素、日本では指定外着色料となっており使用禁止)の4種類である。

実験対象となった子供たち各々にこれら三種の飲み物のうちどれか一つを飲ませた後、親、教師、研究員の三者はさまざまなテストを実施することで、子供たちの行動を評価した。

結果としてわかったことは、A、Bどちらのフルーツドリンクを飲んだ場合も、食品添加物の悪影響が年長組の子供たちに著しく見られたということである。

また、3歳児に関しては、この年代の子供たちが摂取する平均的分量の添加物を含むドリンク、つまりAを飲んだ時に、その影響が有意に見られたそうである。

報告書は「これらの研究成果が食品添加物の規制にもたらす影響は多大かもしれない」と締めくくっている。

しかしながら、スティーブンソン教授は親たちに対し、子供の食生活からこれらの添加物を取り除けばすべての多動性障害を防げるとは思ってはいけないと警告もしている。というのも、同障害には他にもさまざまな要因が絡んでいるからである。

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