[インドネシア発] 10日、インドネシア東部にあるアルー諸島の沿岸で、地元の漁師らが単眼でアルビノのサメを漁獲した。
奇形のサメは、仕掛けておいた網にかかった大きなサメの腹のなかから出てきたという。
サメは水揚げした時にはすでに死んでいたそうだ。家に持ち帰ってその腹を裂いてみると、どうやら母ザメだったようで、中から5匹のサメの胎児が出てきた。
そのうち4匹は正常だったが、残りの1匹は全身が乳白色で、ひたいの真ん中に目が一つだけあった。体長はおよそ30センチ。ヒレは完成した形をしていた。
アルー諸島で一つ目のサメが発見されたのは初めてだといい、SNSで
サメの写真が披露されたこともあり、地元のマイコール村ではちょっとした騒ぎになった。珍しいサメを一目見ようと、近隣の村々からも人々が押しかけたという。
専門家の話によると、このサメの赤ちゃんは皮膚の色素であるメラニンが生成されない白皮症だけでなく、前脳胞の発育異常のため眼胞が左右に分離しない単眼症を患っているという。どちらも先天性の障害だ。単眼症のサメは非常にまれとも。
くだんの漁師らは、奇妙なサメが発見されたのはなにかの予兆だとして、その死骸を土に埋めることなく、日干しにして今も保存しているという。
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- 2020-10-31 23:01
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