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新型コロナウイルス感染症が重症化するリスク因子とその影響度(中国研究)

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[中国発] 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が重症化するリスク因子を定量化した研究から、患者の年齢が50歳以上だと重症化する可能性がおよそ2倍半高くなることが判明した。

上海の医師らによるこの研究は、感染が確認された総計5万3000人の患者を対象に、2019年12月から2020年2月19日までの期間に実施された30の先行研究から得られたデータを調査、メタ分析したものである。ほとんどの研究は武漢や他の中国の都市で実施されたが、分析にはアメリカ合衆国、オーストラリア、韓国の患者に関する3つの研究も含まれている。

武漢で発生し、またたく間に全世界に広がったCOVID-19は、新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) が原因の急性呼吸器疾患。肺炎に至ることもあり、⑴ 呼吸困難で毎分30回以上呼吸する必要がある(成人の正常な呼吸数は毎分12~20回)、⑵ 血液中の酸素濃度のレベルが危険なほどに低い、⑶ X線写真所見で、24~48時間の間に肺損傷の進展が50%を超える、などの症状があると重症とみなされる。

研究からは、男性が重症化する確率は女性の1.3倍あり、喫煙はその確率を1倍ちょっとから2倍半高めることもわかった。また、全体として、高血圧、糖尿病、心血管疾患などの基礎疾患をもつ患者は、重症に進行する可能性が2~3倍高かった。

特定の疾患はさらにその確率を高める。たとえば、慢性閉塞性肺疾患の人は重症になる可能性が2倍半から11倍近く高かった。腎臓病もまた大きな危険因子である。調査ではそのリスクの大きさを明確にしていないが、2倍から16倍の範囲にあることが示唆されている。

調査結果は、これらの潜在的リスク因子をもつ高齢の患者は医師のより多くの注意とケアを必要とすることを意味している。

研究者らは、特定の基礎疾患がなぜCOVID-19の患者をより重症化しやすくするのかについて説明はしていない。しかし、上記のすべての疾患が身体の炎症反応を引き起こす可能性があると述べている。

本稿は医学分野のプレプリントサーバ「medRxiv」で公開された論文の査読前原稿に基づく。

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