[イギリス発] アメリカの喜劇映画に『ポリス・アカデミー』というシリーズがあるが、それのイギリス版かと思えるような茶番劇が、南西部のコーンウォール州、ヘイルで繰り広げられた。
それは、警察にかかって来た一本の電話から始まった。銃を持った男が民家に立て篭っているというのだ。警察は電話の主に教えられた民家に出動し、家の四方を包囲した。
警察の交渉担当者は、家の内部にいるはずの立て篭り男、もしくは人質になっているであろう住人にコンタクトを取ろうとしたのだが、家の内部には人影も見えず、ひっそりと静まり返っていた。警察は家を取り囲んだまま5時間粘ったのだが、とうとう痺れを切らし、最後の警告を発した後、家の中に踏み込んだのだった。
突撃隊が連れていた警察犬は、家の中に踏み込むや否や、階段を駆け上り、ベッドの中で眠っていた女性の腕に噛み付いた。犬の後に続いて寝室に侵入した警察官たちは、いきなり犬に噛み付かれ、恐怖におののいている女性を取り囲んだのであるが、そこで初めて、二つのことに気付いた。
まず、彼女は武装犯の男ではなかったということ。そして、彼女は聴覚障害者だということ。それまでの5時間、彼女は家の外で起こっていたことはつゆ知らず眠っていたのだ。つまり、警察はいたずら電話に踊らされていたわけである。
それでも、警察はその女性を銃器不法所持の疑いで逮捕し、署まで連行した。当然ながら、告訴されずに後で解放されたが。「何が起こったのかわかりません。眠っていたら、突然犬が襲いかかって来て、両腕を咬まれたんです。怖かったです」と語るソニア・ペローさん(36)は、怖くて自宅に帰れないという。
また、父親のエズモンドさん(67)は、「ソニアは耳が不自由だし、一旦眠ってしまうとなかなか起きないんですよ。娘のかみ傷も犬ではなく、まるでワニに咬まれたみたいです」と、付け加える。
デヴォン・コーンウォール市警の広報担当者は、もしソニアさんが苦情を申し立てるなら、今回の事件について調査すると述べている。
ということは、こんなへまをやらかしときながら、彼女が苦情を申し立てない限り、内部調査をしないということ? 警察を懲らしめるためにも、ソニアさんは腕利きの弁護士を雇って賠償請求すべきだ。警察にいたずら電話した輩も、彼女が聴覚障害者だと知ってやったに違いない。コイツもなんとか捕まえろー!
ソース:
Deaf woman slept through five-hour gun siege
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- 2007-07-23 23:58
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