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小惑星「2012 DA14」が地球に大接近!【字幕動画】

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小惑星「2012 DA14」が地球に大接近!【字幕動画】


[宇宙発] 日本時間16日未明、小惑星「2012 DA14」が地球に最接近する。この天体は地球近傍小惑星のひとつで、昨年2月、スペインのラ・サグラ天文台で発見された。直径は45メートル、質量は13万トンと推定。地球と似た軌道で太陽をまわっており、今回の最接近では地球をまわる静止衛星の軌道(高度約36,000km)より内側の高度約28,000kmまで迫る。この大きさの天体がこれほど地球に接近するのは観測史上初めて。ただし、NASAによると、地球に衝突する恐れはないそうだ。

詳細については、NASA制作のビデオをウォッチ。




こちらは同じくNASA制作で、地球に接近する小惑星2012 DAの軌道を描いたアニメーションとダイヤグラム。小惑星が地球のそばを南から北方向へかすめていくのが分かる。




小惑星2012 DAの軌道を描いたダイヤグラム


小惑星は16日午前4時24分ごろ地球に最接近。日本では、16日午前3時から4時ごろ南西の空に現れると予想されている。


小惑星2012 DAの見え方


最接近の模様はNASAのライブストリームで見ることもできる。





字幕 + α「記録的な小惑星の接近通過」はSCIENCE@NASAがお送りします。

異常接近についてお話しましょう。

2月15日、(直径が)アメリカンフットボール競技場のおおよそ半分の大きさの小惑星が地表からわずか28,000kmの上空をかすめ飛びます。

衝突の危険はありませんが、「2012 DA14」と名付けられた宇宙の岩にNASAは注目しています。

「これは記録的な近距離接近です」とNASAジェット推進研究所の地球近傍天体観測計画のドン・ヨーマンズは言います。

「1990年代に本格的な全天探査が始まって以来、これほど大きな天体がここまで地球に近づくのはかつてなかったことです」

地球の周辺には、ビーチボールぐらいの大きさの破片から幅数キロメートルにわたる巨大な岩まで、さまざまな形や大きさをした小惑星が散乱しています。

これら天体の多くは小惑星帯由来ですが、はるか昔に活動を停止し燃え尽きた彗星の残骸も含まれます。

NASAの地球近傍天体観測計画はこれら小惑星、とりわけ地球に接近する小惑星を発見し追跡するのに役立っています。

2012 DA14は典型的な地球近傍小惑星です。幅はおよそ50mと、それほど大きくも小さくもなく、おそらく氷や金属ではなく石でできているようです。

2012 DA14のような小惑星が地球をかすめ飛ぶのは40年に1度、また、地球に実際に衝突するのは1,200年に1度であると、ヨーマンズは推定します。

50mの小惑星が衝突しても、その近くにいないかぎり、大惨事となることはありません。

およそ5万年前、似たようなサイズの天体が落下したとき、米アリゾナ州に直径1,200mのメテオ・クレーターができたことをヨーマンズは指摘します。

「あの小惑星は鉄でできていました」と彼は言います。「それで、著しく強力な衝突体となったのです」。周囲80km以上のエリアが破壊されました。

また、1908年には、2012 DA14ほどの大きさの何かがシベリア上空の大気圏で爆発、2,150km2にわたる森林を完全に破壊しました。

研究者らは衝突天体の手掛かりを求めて、今もなお「ツングースカ事件」について調査を続けています。

「2012 DA14は決して地球にぶつかったりはしません」とヨーマンズは強調します。「小惑星の軌道についてはよく分かっており、衝突はあり得ません」

とは言え、それは面白いほど接近します。NASAのレーダーは、多くの人工衛星より地球に近づきつつある宇宙の岩を観測します。

「国際宇宙ステーションや多くの地球観測衛星がある低軌道と、気象データや遠隔通信を提供する地球同期衛星のより高いベルト(静止衛星軌道)の間を小惑星は通り抜けるだろう」とヨーマンズは言います。

「衛星と衝突する可能性はほとんどない」と彼は言います。ほとんど何もDA14が地球を通過する場所を周回していません。

モハーベ砂漠にあるNASAのゴールドストーンレーダーは、2月16日から20日まで、ほぼ毎日2012 DA14に電波を発射する予定です。

その反射波は、研究者らが今後の再接近をより正確に予知できるよう小惑星の軌道を捕捉するだけでなく、サイズ、回転、反射率など、物理的特性も明らかにします。

宇宙の岩を全ての角度から見せる3Dレーダー・マップも、観測キャンペーンの重要な成果となるでしょう。

最接近する数時間、小惑星は八等星級の明るさになります。

理論的には、裏庭の望遠鏡の格好の標的です。しかし、問題はスピードだとヨーマンズは指摘します。

「小惑星は毎分1度、あるいは満月の全幅の2倍分、移動し、空を駆け抜けます。追跡するのは難しいでしょう」

経験豊富なアマチュア天文家なら成功しそうですね。

追跡できた天文家らは、自らが撮った画像を見てゾクッとするかもしれません。「本当に危機一髪だった」と。

地球近傍小惑星に関する詳しい情報については、science.nasa.govをご覧ください。


ソース

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