[アメリカ発] 
満月の夜の狼男に象徴されるように、西洋では昔から、月の満ち欠けが人間の想念に影響すると信じられて来た。この因果関係を証明しようといたパイオニア的著書に『
月の魔力』があるが、他にも同種の研究報告が多数発表されている。
最近では、英国南部サセックス州警察が、2006年の暴力犯罪発生率と月周期の間に相関関係が見られたので、満月の夜に限り、ブライトンの街の警備を強化する方針を発表して話題になっている(
参照)。
しかしながら、米国獣医師会のジャーナル『
Journal of the American Veterinary Medical Association』の7月15日号に出版された研究レポートによると、月の魔力に晒されるのは人間だけではないようだ。犬や猫の怪我や病気が満月になると急激に増えると言うのである。
コロラド州立大学・獣医学センターでは、外傷から心拍停止まで多岐にわたる理由で救急外来にペットが運び込まれるのであるが、犬猫の救急外来受診全11,940件を調べたところ、
満月を挟んだ前後数日間の受診件数が、犬の場合、23%、猫の場合、28%、その他の日に比べて高いということがわかったそうである。
研究チームリーダー、同大学、獣医学・生物医科学カレッジのレーガン・ウェルズ氏曰く、「忙しい夜には、(センターで働く)犬舍の世話人から看護士、受付、獣医にいたる誰もが、『おや、今夜は満月だっけ?』と言うのをよく耳にしますよ。満月の夜は忙しいと皆信じてるんです」
しかしながら、ウェルズ氏はなぜ、満月になると犬や猫の緊急外来が増えるのかは分からないそうである。満月の夜は、月明かりで夜の散歩に適しており、そのため人もペットも家の外に出る機会が増え(て、事故に遭いやすくな)るからという説もあるにはあるが。
2001年、同類の研究が二つ発表されているが、これらの研究では、動物に咬まれた人間の数と月周期が比較されている。イギリスでの研究結果は相関関係を示していたが、オーストラリアの研究では、関連性はなかったという。
あなたのペットは、フルムーンの夜、いつもと様子が違うだろうか?
ソース:
Vets: Pet injuries peak during full moons
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- 2007-07-18 07:30
- 動物物語
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犬の怪我や病気が急増する不思議、を読ませていただきました。
楽しそうなサイトですね。
また読ませていただきたいと思います。
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