[エジプト発] 家族が仲良く談笑するひと時があるかと思えば、親子が対立したり、夫婦が喧嘩したりもする。どこの家庭にも見られる日常風景だが、もし、その会話の一部始終を誰かに盗聴されていたとしたら・・・。
そんな心配から、家にいる時は、しゃべらずに、紙と鉛筆で筆談する一家がエジプトにいる。この話は地元メディアが22日報道したものだが、この家族、11年もの間、そうやって暮らしてきたそうだ。
きっかけは、自宅アパートに仕掛けられていた盗聴器。それを発見した時、一家の長であるムハマドさんは、最初の妻の仕業だと即座に思ったという。
その後、一家は新しいアパートへ引っ越すのだが、そこでも盗聴器が見つかった。以来、ムハマドさんら家族は自宅では筆談をすることに決めたそうだ。おかげで、当時6歳だった彼の娘も、文字を早く覚えなければならなかった。
11年後、ムハマドさんの元妻が亡くなった。その時になって、筆談にうんざりしていた一家はようやっと専門家の助けを求めた。
すると、盗聴器は実はにせもので、一度も作動したためしがないことが判明。それを知らされた一家はショックを受けたそうである。
結局、この一家は元妻の心理作戦に踊らされていたようにも思えるが、それも彼女の死とともに終わったというわけだ。
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- 2010-03-24 23:57
- 男と女の事件
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というオチですが、油断は禁物だと思いますよ。
私なら、良く見付かる様な所に偽の盗聴器を仕掛けて、
本物を中々見付からない様な所に仕掛けておきます。
『不審な電波が出ているか?』とか、
専門家に調査してもらった方が安心できますね。