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FBI、ゾディアック事件の筆跡鑑定書をレビュー

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[アメリカ発] サクラメントの筆跡鑑定人が犯人=ジャック・トーランス容疑者という鑑定結果を発表して以来、先月末には「真犯人は父」と新たに女性が名乗り出るなどして、40年前サンフランシスコ周辺で発生したゾディアック連続殺人事件に再び世間の耳目が集まっているが、事件について2つのフロントで新しい動きや発見があった。


FBI、筆跡鑑定書をレビュー

ゾディアックと自称する犯人の筆跡とトーランス容疑者(2006年、78歳で死去)のそれを比較したのは法科学筆跡鑑定人、ナネット・バルト氏であるが、6日放送のCBS13ニュースによると、最近、彼女は鑑定結果について、FBI捜査官と数時間面談したそうである。

彼女が鑑定したのは、犯人と容疑者合わせて約100点にのぼる肉筆のサンプル。両者の筆跡の類似点は、現在55に達しているとのこと。

なお、彼女の筆跡鑑定書と筆跡サンプルは以下のリンクからDLできる。筆跡サンプルでは両者の筆跡が比較されているが、素人目にも酷似しているのがわかる。


現在、FBIは彼女の鑑定結果をレビュー中である。「あなたの鑑定結果を見て、FBIは何を発見すると思いますか?」とTVレポーターに聞かれたバルト氏は、「彼らはすでに私が発見したことと全く同じことを発見しつつあります」と答えている。

バルト氏によると、FBI捜査官は、犯人と容疑者が同じようなスペルの間違いを犯していることに興味を示したという。どのような間違いかというと、例えば、トーランス容疑者が「fun」を「funn」とつづり、ゾディアックが「control」を「controol」とつづるという具合に、単語の中の一文字を2回連続してつづっているのである。

彼女は、また、容疑者とゾディアックが共に小文字の「n」を独特な書き方をしていることも発見している。大文字「N」が小文字で書かれた単語の中で使われ、それは「N」というより、むしろ「w」に見える(例:groww=growN=grown)。つまり、両者の書く「N」は、まるで「w」のように、ダウン、アップ、ダウン、アップという4つのストロークで形成されているのだ。小文字の「n」をこのような4ストロークで書く人は極めて稀らしい(参照)。

バルト氏は犯人の正体は最終的に筆跡から割れると信じており、FBIはそれを立証すると確信しているという。

「彼らが、ジャック・トーランスがゾディアックだという以外の結論に至る理由は、私には見当たりません」と彼女は言い切る。


殺人シーンを撮ったスナッフ写真

さらに、トーランス容疑者がシリアルキラーであったことを示唆する新たな材料も出て来た。4月23日放送のCBS13ニュースによると、未現像フィルムから殺人シーンを撮ったスナッフ写真らしきものが現像されたという。

容疑者の継息子、デニス・カウフマンさん(41)は、8年もの歳月を掛け継父の容疑を固める証拠を集め、FBIの再捜査を促したわけだが、その中には継父が所持していた未現像フィルムも含まれていた。

デニスさんが独自にその内の1本を現像したところ、男性の顔を潰された死体が写っていたことは以前当ブログでもお伝えしたが(今回、男性は入れ墨をしていたことも明かされている)、彼は残りのフィルム3本をFBIに、そして、16本をノーザン・アリゾナ大学のスティーヴン・デューハースト教授に手渡していた。

デューハースト教授は、彼が家族ぐるみで付き合っていた友人もゾディアックに殺されたと信じており、長い間、ゾディアック事件に強い関心を持っていたそうだ。

「彼女は31回刺され、強姦されていました」と教授は話す。グラディス・グレシャムさんは1971年、ヴァレホで殺害されたが、ゾディアックとの関連は取沙汰されたことはないという。

教授は、デニスさんのサイトを訪れたのがきっかけで、2年前より彼に協力してきたそうだ。教授は16本のフィルムを現像しているが、そのうちの1本にスナッフ写真が収まっていたという。

写真は生々しいものだが、フィルムが劣化しているため、その多くは色がかすんでいると教授は説明する。一番明瞭なのは最初の写真で、これには飛び散った血のようなもののそばに置かれた、染みの付いた野球帽が写っている。

残りの写真はピンぼけだが、そこには2人の未成年者の殺害前後の姿が写っていると教授は話す。首を切断され、片方の乳房を切り取られた若い女性の裸体と、小さな男の子の絞殺場面が撮られているという。なお、これらの写真はソース2で参照できるが、そうと言われても判別し難いものが多い。

「私の考えでは、ジャック・トーランスはシリアルキラーだったことを写真は証明していると思います。彼は、快楽のために人々にひどいことをした、人間の皮を被ったモンスターですよ」とデューハースト教授は述べている。

一方、FBIに手渡された3本のロールについては、単なる家族写真にすぎないことが判明したそうだ。デューハースト教授が現像した写真は現在FBIの手元にあるが、機材を使って写真のイメージをより鮮明にできるかもしれないとのこと。


FBIが本領を発揮するはずのDNA鑑定はさておき、再捜査開始後も、筆跡鑑定やスナッフ写真の分析等、デニスさんは専門家たちの協力を得て、捜査のイニシアティブを取っているようだ。TVレポーターは、FBIがバルト氏と同じ結論に至れば、事件は解決するだろうと話していた。FBIの公式発表が待ち遠しい。

ソース

ゾディアック事件シリーズ

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