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鬱の青年、上空7000メートルの航空機から飛び降りる

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[カナダ発] カナダ北極圏の上空23,000フィート(約7,000メートル)を飛行中の航空機から錯乱状態の男性がドアをこじ開け飛び降りたと、カナダ連邦警察(RCMP)が16日発表した。

ハプニングがあったのは、15日、カナダ、ノースウェスト準州のイエローナイフを出発しヌナブト準州西部のケンブリッジベイに向けてフライト中だったチャーター便。乗務員2名と乗客2名の計4名が搭乗していた。

乗客の一人である男性が機内で暴れ出したとの緊急連絡が乗務員から入ったのは、午後4時30分頃だったという。ケンブリッジベイの南西110マイル(約180キロ)の地点を飛行中のことだった。


男性が航空機から飛び降りた地点


男性は乗務員らの必死の制止にも拘らず、双発プロペラ機(Beechcraft King Air 200)のドアをこじ開け飛び降りたという。

なお、この地域の当日の日没時間を調べて見ると午後9時となっている。従って、まだ日の高い真っ昼間の事件であったわけだ。また、当日の天気(ケンブリッジベイ)は曇り空で気温は-7℃となっていた。

飛び降りた男性の氏名は第一報では公表されていなかったが、その後の続報で、ケンブリッジベイ在住のジュリアン・トロガナクさん(20)と判明した。それによると、トロガナクさんはホッケーのトーナメントに出場するため、先週末よりイエローナイフに遠征していた。

ところが、彼は15日、病院に収容される事態に陥る。彼が鬱の兆候を見せたため、治療が必要と判断したホッケーチームのメンバーが地元RCMPに連絡したところ、取られた処置だった。

入院したその日のうちに、鬱状態のトロガナクさんはチャーター便に乗せられ帰路に就いたというわけだが、彼のためにチャーター便を手配したのはアドレア航空の部長、ポール・ラザリッチ氏だった。

ラザリッチ氏とトロガナクさんの母親は長年の知己らしいが、14日夜、その母親から息子の鬱症状が悪化したので飛行機に乗せて帰宅させてもらえないかという依頼の電話があったそうだ。

また、翌日には病院側からも「この青年は、今直ぐ母親の元に帰さなければなりません」と訴える電話が入ったそうだ。

ラザリッチ氏は、トロガナクさんの症状がなぜ悪化したのか知らないといい、飛行機に搭乗する前も、彼は機敏で正常に見えたという。また、麻薬や酒に酔ったり、薬物を摂取していたようには見えなかったそうだ。

一方、飛び降りがあった後、チャーター便はドアが開いたままの状態で飛行を継続。急速に減圧したキャビン内を凍えるような北極気団が吹きすさぶ中、なんとかケンブリッジベイの空港に着陸することができた。もう一人の乗客(女性)も無事だったという。しかし、パイロット2名は疲労とショックで、翌日の報道陣の取材を断っている。

現在、RCMPはトロガナクさんが飛び降りた近辺の荒野を小型機を飛ばして捜索中であるが、今のところ彼の遺体は見つかっていない。

訂正:コメント欄で指摘を頂いたが、第9段落の解釈の一部が、文脈から考えて不適切だったので訂正させて頂いた。

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