Entries

舞台で上演中、首を切って「自殺」しかけた男優

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

舞台で上演中、首を切って「自殺」しかけた男優© Austrian daily newspaper Österreich


[オーストリア発] 演劇のフィナーレで、男優は手に持ったナイフを自らの首に斬りつけた。その瞬間、鮮血がほとばしり、彼は舞台に倒れ込む。と同時に、観客たちは立ち上がって熱烈な拍手を彼に送った。男優のダニエル・ヘーフェルスさん(30)は、この時の自殺シーンでまさに迫真の演技を見せた。

しかし、それは彼の演技力でも特殊効果のせいでもなかったことが後で判明する。実は、彼は本当に自分の喉をかき切っていたのだ。このシーンで使うはずだった小道具の偽ナイフがいつの間にか本物のナイフと差し替えられていたのだ。

事件があったのは、オーストリアの首都ウィーンにある国立ブルク劇場。6日の夜は、戯曲『メアリー・ステュアート』が上演されていた。この戯曲はドイツの劇作家、フリードリヒ・シラーが1800年に書き上げたもので、16世紀のスコットランド女王、メアリーのイングランドでの幽閉生活と処刑に至るまでの道程を史実に基づき描いている。


ダニエル・ヘーフェルスダニエル・ヘーフェルス


なお、下記ソース記事は3紙ともダニエルさんがどの役を演じたのか記載していないが、おそらくメアリーに同情し彼女を牢獄から助け出そうとして失敗、自殺してしまうモーティマー(メアリーの監視役を務めていたアミアス・ポウレット卿の甥、ただし架空の人物)を演じていたと思われる(参照)。

観客の拍手が続く中、ダニエルさんは床に倒れ込みながらも、両手を傷口にあて出血を防ごうとしたそうだ。幕が閉じた後、彼は舞台からなんとか立ち上がり助けを求めた。

当然ながら、ダニエルさんはカーテンコールには姿を見せておらず、観客はこの時初めて異変に気付いたというわけだ。

彼の傷の手当をした医師は「もうちょっと傷が深ければ、頸動脈に達して、舞台の上で死んでいたところです」と話している。

警察の調べによると、芝居で使われたナイフは地元の店で購入されたもので、驚いたことに値札が付いたままだったそうだ。警察は、小道具係がナイフを購入後、刃を鈍ら(なまくら)にするのを忘れたのかどうか、現在確認中だという。

事件後、ダニエルさんは、彼に恨みを持っているか、嫉妬している劇団員に狙われたのだという物騒な噂も流れている。実際、彼はドイツ語圏の国々では名の通った役者で、主役に抜擢されることも多く、かなりの嫉妬を買っていたようではある。

警察は、この可能性についても否定はしておらず、舞台のキャスト、裏方全員を聴取、DNAテストも予定しているという。また、劇団の本拠地、ドイツ、ハンブルクの市警の協力を得て、ダニエルさんと他の劇団員の間にいさかい等がなかったか調べてもいる。

一方、ダニエルさんは地元の病院で救急手当を受けた後、公演は続けなければならないと宣言。翌日の夜も首の周りに包帯を巻いて舞台に立っている。これぞ、役者魂! ただし、今度はナイフの刃が研がれていないか念入りにチェックしたそうだ。

ソース

関連記事
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://omoroid.blog103.fc2.com/tb.php/282-5fc09201

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

月別アーカイブ

RSSフィード

fox.png

人気記事ランキング

ブログパーツ

アクセスランキング

アクセスランキング

プロフィール

Author: blogger x
FC2ブログへようこそ!

このブログをリンクに追加する

Ads




QRコード

QR