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目の虹彩を見ると、その人の気質がわかる(瑞研究)

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[スウェーデン発]「目は心の窓」とか「目は口ほどに物を言う」などと昔からよく言われるが、今回のトピックはズバリ、目と心の関係である。が、その前にまず下の画像を見て頂きたい。これはソースからの転載なのだが、目玉が3つ並んでいる。それぞれの目玉から、みなさんはどういう印象を受けるだろうか?


虹彩左:クリプトのない滑らかな感触の虹彩。
中:クリプトの多い大まかな感触の虹彩。
右:矢印が指しているのは虹彩のぐるりを部分的に走るファロー。


筆者の場合、向かって左から順に、穏やかさ、冷たさ、怒りを感じた。これらの目玉を比較すると、白目と瞳孔に特に違いはないが、虹彩(こうさい。角膜と水晶体の間にあるドーナツ状の薄い膜。瞳孔の大きさを調節して網膜に入る光の量を調節するという、カメラの絞りに相当する働きをする)の模様にかなりの違いがあることがわかる。どうやらこの違いが、人に与える印象を左右しているようだ。

さて、ここから本題に入ろう。スウェーデン、エレブロ大学で心理学を専攻する院生、マッツ・ラーソンはこの虹彩の模様と気質との間に関連性があることを発見しているのだ。

彼は、428人のボランティア被験者の目を写真撮影し、彼らに標準性格検査を課した。次に、彼はクリプト(瞳孔から放射状に広がる曲がりくねった線)とファロー(虹彩の外縁に沿ってカーブする輪状線)の数をそれぞれ計数した。

その結果、クリプトの数が少ない人ほど、優しい心、暖かさ、信頼、肯定的感情といった性格的特性を持ち合わせ、また、ファローがよりくっきりとしている、伸びている人ほど、衝動的である傾向が強いことが判明したという。

子宮内での胎児の脳と目の発達は密接に関わっており、目の独特の外観が脳の違いのパターンに関係していてもおかしくない、とラーソンは論じている。例として彼があげるのは、虹彩の細胞組織の成長をコントロールするPAX6と呼ばれる遺伝子だ。興味深いことに、PAX6に突然変異が生じると、衝動調節障害等の異常行動や、左側の前帯状皮質のような関連脳組織の異常の割合が高くなることが知られている。

先ほどの「穏やかさ、冷たさ、怒り」というのは、画像が目に飛び込んできた時(ソース記事を読む前)、筆者が直感的に感じたものだったのだが、ラーソンの分析結果とそうずれていないのにちょっと驚いた。みなさんの印象はどうだったろうか?

幸か不幸か、ほとんどの日本人は虹彩が濃いブラウンなので、クリプトやファローがあるかどうかなんて、肉眼では確認しにくい。一方、コーカソイドの中でもメラニン色素が薄く目がブルーやグレーの人々は、目がガラス張り状態なわけで、自分が生まれ持った気質を隠しようがなく、ある意味気の毒な人たちと言える。

欧米では金髪碧眼が美女の条件になっているようだが、確かにブルーやグリーンの瞳は、それだけで賛辞の対象になりやすい。何故なのか? 筆者はここでハタと考えてしまったのだが、それは、まさに彼らがガラス張りだからではないのか。つまり、相手の中身(気質)が見えやすいと、対策も練りやすい。人々は無意識のうちにそれを知っていて、碧眼の人は扱いやすい→碧眼の人は好ましい→碧眼の人は美しい、という具合に変化していったのではないか。

日本女性の間でカラーコンタクトが流行っているのも、同じ理屈に裏打ちされた美の感覚に突き動かされているからかもしれない。また、一重まぶたを二重にする整形手術も同じ背景があるように思える。二重にしたところで目の露出部分が広がるわけではないが、目が大きく見える効果がある。心の窓である瞳も、大きいほうが心を読みやすい。だから、ニ重のほうが一重よりも好まれ、美しく見えるのではないか。

脱線してしまったが、最後に一言。個人の性格は、持って生まれた気質の上に、家庭・社会環境、教育等の外的要因の刺激を受けて育まれていくものである。従って、虹彩を見るだけでその人の全人格が分かるわけではないことを断っておく。

なお、ラーソンの研究論文は『Biological Psychology』誌上で発表された。また、彼は自サイトを持っており、同論文もココから全文閲覧できる。

ソース

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