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高級コールガールのビジネス事情

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[アメリカ発] ニューヨーク州は今、エリオット・スピッツァー知事(48、民主党)のセックス・スキャンダルに沸き返っている。先月、同知事が滞在先のワシントンからひいきの高級売春組織に電話して、女性を派遣するよう依頼していたのを当局に盗聴されたらしい。

このスキャンダルに絡ませて、ニューヨーク・タイムズのオンライン版に、高級コールガールをインタビューしたブログ記事が掲載されていたので、それを取り上げてみることにしよう。

聞き手は作家兼ジャーナリストで、ブログ『Freakonomics』の共著者でもあるスティーブン・J・ダブナー氏。彼のインタビューに答えるのは、アリーという名のとても聡明で魅力的なブロンド(金髪)娘。彼女は、某大都市でエージェンシーを通さず、単独で営業するコールガールだそうだ。さて、そんな彼女のビジネス事情とは・・・


インタビューQ&AQ:エリオット・スピッツァーと同じぐらい有名か、または権力を持つ男を客に取ったことはある? エリオット自身が客だったってことはないよね?

A:私のお客にはプロのスポーツ選手、芸術家、タレントがいるわ。彼等はエリオットほどの権力はないけれど、たぶん知名度では上ね。エリオットというより、私としては「ナンバー9*」と呼びたいんだけど、彼に会ったことはないわ。

*高級売春組織「エンペラーズクラブVIP」で、常連客だったスピッツァー知事は「顧客ナンバー9」と呼ばれていた。

Q:並の客と比べて、そういう有名人の客ってどこが違う?

A:そんなに違わない。私から情報がもれることを心配するお客もいるけど、そんなこと気にかけてない客もいるしね。有名人じゃない、ごく普通の客のなかにも、手が後ろに回ることとか、奥さんにバレて揉めることをとても怖がっている人もいるし。

Q:客の身元はいつも確認しているわけ? その場合、どうやって確認しているの?

A:ええ、いつもよ。フルネームと勤め先を聞き出して、会う前に勤務先にいる客に連絡を取ってるわ。会う時も、身分証明書をチェックしてる。エスコート(=コールガール)たちのために、客の身元確認をしてくれる照合会社がいくつかあるんだけど、それも利用してる。これらの会社は、客の身元を確認した後、その情報をデータベースに保存しているの。だから、お客は別のエスコートと初めて会う時でも身元証明の手続きを繰り返さないで済むわけ。電話して手数料さえ払えば、そのお客のフルネームと勤め先、過去にエスコートとトラブルがあったかどうかといった事まで教えてくれるわ。

Q:典型的な客のタイプってどんなの?

A:私の客筋は、専門職で年収10万ドル(約1,000万円)以上の40-50歳の白人既婚男性といったところ。昼間に数時間開放されたいと願って来る医者、弁護士、ビジネスマンが多いわね。

Q:医者、弁護士、政治家など職業ごとに客を比較して、何か一般的なことは言える?

A:お客のなかに何人か政治家もいたけれど、スピッツァーほどの大物はいなかったわ。政治家には大きな権力を握る敵が多いから、政治って職業としてはちょっと特殊だと思うの。そういう意味で、政治家はたいていの会社重役や弁護士、プロのスポーツ選手とも違ってるんじゃないかしら。お客を職業で分類できるとは言えないな、私は。そうは言っても、金銭的に余裕のある客だったら、よりお金を積むことで自分のプライバシーを守ることができると思えば、そうするんじゃないかな。

Q:1回のデートで支払われた最高額はいくら?

A:2日のお勤めで1万ドル(約100万円)、1時間で千ドル(約10万円)払ってもらったことがあるわ。まあ、滅多にないことだけど。

Q:君から見て、スピッツァーは無謀なことをしていたと思う? そう思うなら、どういうぐあいに無謀だったかも説明して欲しいな。

A:そう思う。スピッツァーは長年にわたりたくさんの敵を作ってきてるし、彼は公人でしょ。その上、捜査が開始された当初の理由は、複数の銀行口座間で金を動かしてたからっていうじゃない。これって、司法長官をやってた時から、彼がよく知ってるはずのことよね。*

*スピッツァー知事は自分名義の複数の銀行口座間で金を動かしマネーロンダリングした後、売春組織のダミー会社の口座に金を振り込んだとされる。その際、同知事は口座名義なしで振り込もうとしたといい、これを不審に思った銀行側が銀行秘密法にのっとり国税庁に通報、捜査の発端となった。

Q:売春が合法化された場合、君の生活はどう変化すると思う?

A:確実に私の実入りは下がるでしょうね。もっと多くの女が売春を仕事に選ぶだろうし、買う男も増えると思う。とは言っても、参入障壁が全部取り払われるわけではないけど。この仕事にはそれでも汚名が付きまとうだろうし。カナダのような国では、売春防止法の執行はおそろしく手ぬるくて、収入もより低いけれど、こことそんなに違わない。というわけで、合法化されたとしても、男たちは妻にバレはしないかと戦々恐々としてるだろうし、私は家族に職種を打ち明けないでしょうね。

Q:客に呼ばれて、エスコートが遠くの町まで出張するってのはよくあること?

A:スピッツァーの場合、家を空けている時に一晩エスコートと過ごしたようね。別のエージェンシーやエスコートを使うと、身元確認に手間がかかるので、おなじみを呼んだって事でしょ。新聞にはスピッツァーはそのエージェンシーのお得意様だったって書いてあったわ。きっと彼はそこだと身元がバレることはないと踏んだんだと思う。そこでは、いろんな女の子を呼んでも毎回身元バレを心配しなくても大丈夫だったようだし。女の子たちに彼が誰だかわからないようにって、彼には仮名さえ付けられてたって言うじゃない。私の場合も同じ。知らない女の子を頼んで嫌な思いをするかもしれないリスクは取りたくないからっていう客のために、出張することあるわよ。

Q:客のうち、既婚者は何パーセントぐらい?

A:ほとんど全員ね。たぶん、軽く90%は越えてると思う。このビジネスを正当化するつもりはないけれど、彼等は話し相手が欲しいのよね。その気になれば、素人の女性と浮気ぐらいできる男たちだけど、それよりも後腐れなく遊びたいのよ。家庭に波風をたてたくないわけ。

Q:客が君と会ってるのを客の妻に気付かれたことはある?

A:あったわよ。私が知ってるだけでも数回。でも、実際はそれよりももっとあったかも。私の不注意で気付かれたんじゃなければいいんだけど。


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