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妻を殺した姉妹2人を庇い、目撃者である幼い娘3人を殺した男

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[インド発] インドには「ラクシャ・バンダン」と呼ばれる祝日がある。毎年、シャバラナというヒンズー暦(太陰暦)の月(7/8月)の満月の日に祝われ、姉妹は兄弟の手首にラキと呼ばれる飾り紐を結び、兄弟の幸福や平安を神に祈る。お返しに、兄弟は姉妹が困った時には助けると約束する。兄弟と姉妹のきずなを深めるための日なのだ。

同国にはアーリア系、ドラビダ系民族の他にトライバルと総称される様々な先住民族もいるのだが、彼らも同様の祝日を持つ。兄弟の手首に紐を結わえることはしないが、カラムと呼ばれる木の小枝を土中に植え、その周りで儀式を執り行い兄弟のために雨の神に豊作を祈るのである。このため、トライバルの間では「カラム・プジャ」と呼ばれる(参照)。


さて、今年は9月にその祝日がやってきたのだが、ジャーカンド州、デオガー郡のマルガガル村に住むナンデフ・ヤダフ(38)の元には、2人の姉妹が嫁ぎ先から里帰りしてきていた。しかし、家族皆で楽しく過ごすはずの祝日が、とんでもない惨劇に終わろうとは誰が想像したであろう。

ナンデフには妻と三人の幼い娘たちがいたが、皆殺されてしまったのだ。妻は帰省していた姉妹たちに、そして娘たちは彼自身により。

10月2日、長女のスジャータちゃん(7)と次女のスニタちゃん(4)の遺体が隣のダムカ郡、ジアジョル村近くの水路から引き上げられ、翌日には、そこから約1.5キロ離れた位置にある井戸と水路で妻のクシュニ・デヴィさんと三女のチョティちゃん(生後9カ月)の遺体が、それぞれ発見された。

親子の死に不審を抱いたナンデフの姻戚が申し立て、警察は彼を逮捕、長時間にわたり取り調べ、犯行の自白を引き出した。彼は、一連の殺しは彼の妻と姉妹の言い争いから始まったと供述している。

クシュニさんが帰省中の姉妹、チャンドムニ・デヴィとスシラ・デヴィに殺されたのは去る9月28日のことだった。

チャンドムニはクシュニさんから銀製腕輪のペアを借りていたのだが、それを譲って欲しいとねだったところ、クシュニさんと口論になったという。この時、チャンドムニはクシュニさんに殴られたといい、スシラと二人掛かりで彼女の首を絞めて殺した。

この事件があった時、ナンデフと彼の父、アジョディ・マート(55)は、自宅から46キロ離れた酪農場へ働きに出ていて留守だった。「姉妹たちは妻の遺体を台所に置き去りにし、子供たちを家に閉じ込めた後、我々のところまで知らせに来たのです。我々はオートリクシャー(三輪タクシー)を千ルピー(約2,900円)出して頼み、自宅まで急いで戻りました」とナンデフは供述している。

姉妹たちに母親が殺された現場を目撃している子供たちを生かしてはおけないと唆されたナンデフは、子供たちをおじの家に行こうと嘘をついて外に連れ出した。途中、クシュニさんの遺体を井戸に投げ捨て処分している。

そして、彼はまず末娘の頭を水路の水に押え込み窒息させ殺した。この時、スジャータちゃんは父親、祖父、おばたちにこう言ったそうである。「パパ、チョティを殺さないで。誰がお母さんを殺したのか、私は絶対に誰にも言わないから」

しかし、彼は次にスニタちゃんも同じようにして殺した。そして、スジャータちゃんを絞殺し水路に投げ捨てた。

ナンデフの姉妹たちは逃走し、警察に追われているという。


口封じのため、幼い我が子を次々と殺してしまうというのは狂気のさたとしか思えない。少なくとも、まだ乳児の末娘に手をかける必要はなかったはずだ。彼はカラム・プジャの約束を守り、姉妹を庇うことしか頭になかったのだろうか?

ソース
  • Man kills daughters to shield sisters
  • Man kills daughters to save wife's killers
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