[アメリカ発] 世界で最も高い評価を受けている科学者の一人が、黒人は白人よりも知能が低いと発言したため、ただならぬ騒動の渦中にいる。
その科学者とは、他の研究者らと共同でDNAの二重螺旋構造を発見し、ノーベル生理学・医学賞(1962年)を受賞したアメリカ人遺伝学者、ジェームズ・ワトソン博士(79)である。彼は1968年から1993年にかけて米コールド・スプリング・ハーバー研究所の所長、現在は会長を勤めており、癌と遺伝学の研究では第一人者と目されている。
ワトソン博士は、先月出版されたばかりの自著『Avoid Boring People: Lessons from a Life in Science』のプロモーション(販売促進)のためイギリスへ向かうところだったが、その直前に受けた英サンデー・タイムズ紙の取材中での発言だった。
彼は取材陣に対し、「アフリカの将来性については、もともと悲観的だった」と言い、その理由として、「すべての知能テストがそんなことはないと言っているのに、あらゆる社会政策が、彼らの知能は我々と同レベルだという前提に基づいている」からだと述べている。
また、彼は皆の知能が同じに越した事はないが、「黒人の従業員を使う立場にいる人間はそうではないことを知っている」と発言。
同博士は、「有色人種の中にも非常に才能がある人がたくさんいるので」肌の色で人を差別すべきではないとしながらも、「達成する能力のない者は昇進させるな」とも述べている。
彼は新著の中で、「進化の過程で、地理的に拡散してしまった人々の知的能力が同様に発達したと判明するはずであると期待する確固たる理由はない。人類普遍の遺産として、我々は皆同様の理性を持つのだと望むこと自体は十分な理由にはならない」と書いている。
また、彼は人間の知能に差を生むのに関与している遺伝子は今後10年以内に見つかるだろうと断言もしている。
ワトソン博士が物議をかもしたのはこれが初めてではなく、過去にも、もしテストで胎児が同性愛者であることが事前にわかるのなら、女性は堕胎を許されるべきだという内容の発言をしている。
さらに、黒人はより強いリビドー(性欲)を持つという説を立て、肌の色と性的欲求の間に関係があると示唆してもいる。
また、同博士は美は遺伝子を操作して作り出すことも可能であると主張し、「すべての女性を美しくするなんてとんでもないと人は言うけれど、私は素晴らしいことだと思う」と語っている。
今回のワトソン博士の人種差別的なコメントに対し、イギリスの人権団体やアカデミアは、非科学的で根拠のないでたらめだと強く反発している。
同博士は今週金曜日、ロンドンの「科学博物館」で講演する予定だが、現在博物館側は警備対策の諸々について検討しているという。ちなみに、チケットは完売だとか。
これは講演会場で一騒動あるかもしれない。
ソース:
Black people 'less intelligent' scientist claims [+画像]
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- 2007-10-18 16:44
- 時事
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