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女性は化粧品・トイレタリーに含まれる化学物質を年間2キロ肌から吸収

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女性は化粧品・トイレタリーに含まれる化学物質を年間2キロ肌から吸収© Africa Studio


[オーストラリア発] 豪デイリー・テレグラフ紙の生活覧に、化粧品についてちょっと怖い記事が掲載されていたので取り上げてみたい。

この記事によると、女性は化粧品やトイレタリーを使うことにより、年間平均2キロもの化学物質を肌から吸収しているという(日割り計算すると、1日あたり約5.5グラム)。しかも、そうやって体内に吸収される化学物質は175種類にも及ぶ。

これらケミカルの中でも特に懸念されるのは、つけっぱなしの化粧品の99パーセント、つけた後洗い流す化粧品の77パーセントに含まれるというパラベン(パラオキシ安息香酸エステルの略称)と呼ばれる防腐剤の一群だ。

パラベンはホルモンかく乱物質で、女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用をすることがわかっているが、生涯にわたる過剰なエストロゲンへの暴露は乳がんにかかるリスクを引き上げる。ある研究では、がん組織サンプル20個のうち18個にパラベンの存在が確認されている(ただし、この研究はパラベンが乳がんの原因だと証明したわけではない)。また、パラベンは男性の性機能に悪影響を及ぼすとも考えられている。

問題になっているもう一つの化学物質は、歯磨き粉、石鹸、家庭の洗浄剤、ボディソープに抗菌剤や殺虫剤として配合されているトリクロサンだ。これはクロロフェノール系の合成殺菌剤であるが、発がん性が疑われており、たとえ少量でも体内に入ると、冷汗や循環障害を引き起こし、ひどいときには昏睡状態に陥ることもある。

フタル酸エステル類も懸念される。この物質はローション類にシルキーでクリーミーな質感を持たせるのに使用されるが、プラスティックに柔軟性を持たせるための可塑剤としても使用されるものだ。一部のフタル酸エステル類は発がん性物質として知られており、これまでの研究から肝臓、腎臓、肺、生殖器官を傷つけたり、男性胎児の発育に影響を及ぼすことがわかっている。

まだまだ、危ないケミカルのリストは続く。ボディー・ソープやシャンプーの泡立ちを良くするために使われるラウレス硫酸ナトリウムは肌を刺激し過ぎるし、石鹸、ほお紅、メイク落としに配合されているプロピレン・グリコールは、大量に使われた場合、中枢神経系を抑制し、その機能を低下させる。また、デオドラントに含まれるアルミは乳がんに関係していることが医学研究によりわかっている。一部のアイシャドーにはヒ素が含まれているという。

これらのケミカルは経皮吸収されると、すぐに血流に入り腎臓や肝臓など重要な臓器に運ばれ長期間そこに蓄えられる。体に入り込んだ「ケミカル・カクテル」は、湿疹からがんに至るさまざまな病気だけでなく、自閉症や失読症等の発達障害を引き起こすと考えられている。

日本の女性は、いったい何キロ経皮吸収しているのだろう?

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