[ボスニア・ヘルツェゴビナ発] 結婚後、倦怠期もとっくに通り越して、お互いに対する情熱も、そして思いやりや関心すらなくなった夫婦が、それぞれネットで出会った相手と意気投合、恋に落ちる。ところが、そのネットで出会った相手が実は互いの夫であり妻であったとしたら・・・
まるで三文小説のネタのような話しであるが、実際にボスニアのある夫婦に起こった出来事である。
ゼニツァに住む、サナ・クラリチさん(27)と彼女の夫、アドナンさん(32)は結婚して何年にもなるが、いろいろなトラブルもあって、二人の関係は冷えきっていた。満たされない気持ちを抱えていた二人は、それぞれ外にそのはけ口を求めたようだ。
カップルはそうとも知らずにチャットルームで出会っている。アドナンさんは勤め先から、サナさんはインターネット・カフェからそれぞれネットにアクセス。チャットする時、彼女は「スウィーティ」、彼は「プリンス・オブ・ジョイ」というハンドルネームを使っていた。
チャットルームで知り合った二人はネットを通して急接近、恋に落ちてしまう。
サナさん曰く、「生涯の恋人を見つけたと思いました。プリンス・オブ・ジョイが私に語りかける時の態度、彼が書いた言葉の数々、どの言葉にも溢れる優しさは、どれも結婚生活からは得たことはありませんでした」
チャットルームではお互いの惨めな結婚生活についても語り合ったそうだが、彼女は二人があまりにも似た状況にいるのに驚いたそうである。(そりゃそーだ)
チャットルームで意気投合した二人は、ついにあるお店の前で待ち合わせをすることに決めた。その時、目印として、それぞれ薔薇を一本持参することにしたそうである。
「ローズを持ってそこに立つ夫を見つけた時、すべてを悟りました。私の気持ちは打ち砕かれ、裏切られ、はらわたが煮えくりかえる思いでした」と、サナさんはその時の気持ちを語る。
一方、アドナンさんはこう言う。「僕を理解してくれる女性をやっと見つけたと思い、とても幸せな気分でした。それが、実際はまったくそうじゃなかったわけです。インターネットでとても素晴らしい言葉を書き連ねたスウィーティという女性が、長い間、気の利いた言葉一つかけてくれなかった僕の妻だったとは、正直言って、今でも信じられないですね」
互いの「不倫」が発覚した後、二人は不貞を責め合い、離婚をそれぞれ申し立てているそうである。
ソース:
Couple divorce after online 'affair'
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- 2007-09-18 10:06
- 男と女の事件
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